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安国寺(あんこくじ)は、長野県茅野市にある臨済宗妙心寺派の寺院。山号は泰平山。本尊は釈迦如来像。開山は夢窓疎石。 == 歴史 == 南北朝時代に足利尊氏・直義兄弟が建立した一国一寺の安国寺利生塔のひとつ。信濃の安国寺には室町幕府奉行人の諏訪円忠が創建に関わっている。 七堂伽藍を持ち、塔頭八刹として永閑寺、等々寺、能訓寺、恩光寺、正願寺、三聖寺、金剛寺、大正寺があった。諏訪大社大祝の居館の地である前宮に近い場所にあり、東大町、西大町等の門前町が広がっていた。 文明12年(1480年)には諏訪大社の上社と下社の対立による戦火に見舞われ、同14年(1482年)宮川の大氾濫により、堂宇を含む寺域が全て流出し、荒廃した。また天文11年(1542年)の宮川の戦いでも再び戦火に見舞われることとなった。安永年間に諏訪藩主によって現在地に改築され、京都の天龍寺から別かれて妙心寺派に改宗した。 寺紋は足利氏の定紋「二両引」と諏訪氏の「梶の葉」である。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「安国寺 (茅野市)」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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